令和4年3月 第335回
1.開催日時 書面にて
2.開催場所 書面にて
3.会議概要 放送事情/番組試聴
4.回答委員 笠原委員長、土屋恭子副委員長、百瀬委員、松沢委員、菊池委員、仁科委員
<議事の概要>
FM長野から最近の放送事情について報告。
番組に関しては「Oasis79.7」内の「100年越しの自己紹介」や
「ようこそ!あづみ野てらすへ」など期間限定コーナーについて報告。
また3月13日(日)放送の「KIKI-TABI 2 Thousand Miles スペシャル」
「それぞれの復興11年~東北沿岸・復興の酒めぐり」や
3月20日(日)の「瀬戸内寂聴、ラジオ語り。~東北への想い、平和への祈り~」、
3月26日(土)の「GLIM SPANKY RADIO Gloaming Nation Special」などの特別番組についても概要を報告。
今後の放送予定として4月1日(金)からスタートする「JA共済 presents 井上あずみ・子どもチャンネル」や
金曜日の夕方に編成する自社制作の新ワイド番組について概要を紹介。
イベントについては2月20日(日)・27日(日)に実施した
「ライフプラザパートナーズ presents ゼロから始める 女性のためのマネーセミナー 」などについて報告。
<<番組試聴>>
「Best Style!」(2月11日放送分)
■県内のトピックスを軽快なテンポで心地よい音楽とともに紹介して、
リスナーのテンションアップを誘う。
ローカル局として、地元地域に寄り添った内容となるよう
配慮の凝らされた番組構成がうかがえる。
試聴回での挿入曲が若者サイドに振られたもので、
金曜日ランチタイムのリスナー向けとしてはやや疑問に思えた。
■県内の話題、情報、天気予報、季節を感じる音楽で構成された番組は
週末のランチタイムに安らぎと休日の予定に思いを巡らせるのに
必要な位置づけになっていると思える。
「しあわせ信州ナビゲーション」での血糖値、食物繊維など健康面のシリーズは継続して欲しい。
■県内で行われる催しもの、リスナーの投稿をもとにしている部分、減塩の話や、
オーディオ・カメラの買取のPRなど、情報と県内話題、
PRが番組内で配分されていたように感じられ企画意図に沿うものだと思える。
パーソナリティの本間さんの明るい声のトーンで聞き取りやすい声質だ。
ゲストで出演された方々も要点が聞き取りやすい話し方だった。
■金曜日のお昼帯の番組としての構成は良いと思う。
金曜日のお昼は、他の曜日と違うという潜在的な意識付けも定着しつつあり、
他曜日の同時間帯とテイストが違うので特別感がある。
地元の情報を配信する番組は、親近感を持って耳を傾けられることを改めて感じる。
合間に入る曲紹介時に本間さんがひと言添えていることに好感を持てる。
番組内にニュース・天気予報が入るのも、番組が間延びせずに良いと思える。
生放送番組として、良くまとまっている。
■明るいおしゃべりと身近な話題、ゲストの談話やメッセージ紹介、
そして音楽というオーソドックな構成で、番組全体を通して飽きずに楽しむことができた。
まさにラジオDJ番組の王道とも言える共感できる番組だと思う。
あえて言うなら、新しいちょっと驚く内容や意外な展開といったものがあればよかったのにとも思うが、
そうした奇をてらった側面がないので、安心して緊張せずに流しておけるというのがメリットでもある。
■長野県担当部門から県内話題や行政情報を提供する生放送の番組。
トーク&音楽で構成されるスタンダードな形式だ。
金曜日昼前の番組であり対象となる聴取者が限定されるため、
コンセプト、スタイルも地方FM局の自主制作としてこれもありなのだろう。
本間さんの嫌味がない優しいしゃべりは番組にマッチしている。
一方で、情報提供者にはもう少しクリアさが欲しい。
この番組が生放送に適しているかは検討の余地ありと感じた。
番組審議会の議事内容は3月27日(日)23:55~24:00「サンデー・シャワー」で放送。
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