令和4年2月 第334回

1.開催日時 書面にて
2.開催場所 書面にて
3.会議概要 放送事情/番組試聴
4.回答委員 笠原委員長、土屋恭子副委員長、百瀬委員、松沢委員、菊池委員、仁科委員

<議事の概要>

FM長野から最近の放送事情について報告。

番組に関しては1月22日(土) 放送の「GO OUT!NAGANO ~WINTER~」、
1月23日(日)の「瀬戸内寂聴、ラジオ語り。四季・終わりのあと」、
2月6日(日)の「コスモ アースコンシャス アクト 野口健 トークセッション」など特別番組について概要を報告。

また2月から3月まで、夕方生ワイド番組「MAGIC HOUR」の中で放送する期間限定コーナー
「信州なかののといき」についても概要を紹介。

イベントについては新型コロナウイルスの感染拡大のため開催が中止となった
「おおまぴょんからの挑戦状7 冬のおおまちフォトさんぽ」などについて報告。

<<番組試聴>>
「GO OUT!NAGANO-WINTER-」(1月22日放送)

■構成・選曲は夏・秋編を踏襲していて、楽しめるものとなっていた。
信州ならではの季節特番として今後も発展継続していってほしい。
「冬のソトアソビ」をテーマに、一般的なゲレンデスキー・ボードを外し、
新たな魅力としてスノーシューや冬キャンプを取り上げたのはよかった。
里山でも十分に堪能でき、装備も簡単で特段技術も不要という、もっと普及していいスノーシューだが、
里山といえども厳冬期、悪天候には危険も伴うため注意・配慮・警告なども必要に思えた。

■大雪原での雪の音、動物の足跡、植物の冬芽の香り等々
ラジオだからこそ聴覚、嗅覚に訴えて想像力を膨らませることが出来た。
広い信州のリスナーの方々からの体験情報が貴重で内容に膨らみが出て良かった。
リスナーからの信州の冬景色の写真投稿を抱き合わせたことは大成功である。
ソリの体験とその後のカフェタイムの道具や方法の様子は写真に頼らず、
真紀さんご自身の言葉での説明が欲しかった。

■ナビゲーターの二人の掛け合いが楽しく、テンポよく番組が進んだ印象である。
マッキーさんのテンションが番組のワクワク感を盛り上げ、
リスナーのメッセージからも番組の楽しさを受けとっていたことが伝わってきた。
外遊び後の冬キャンプ、焚火でのチョコマシュマロなど、
寒い中で暖かなものを囲むほっとする空気感も伝わってくるようで、一日の時間の流れが番組内で体験できた。

■これまであまり馴染みでなかった冬の信州の魅力の数々を楽しむことができた。
特に、ふだんは道路から見るしかない広々とした雪原をスノーシューで自在に歩き回るアウトドアの爽快さ、
あまり馴染みのないスノーキャンプの醍醐味を自分が体験するかのように味わうことが出来た。
企画と構成が巧みで、取材やパーソナリティのおしゃべり、リスナーからのメッセージのバランスが良くつながって、
番組として成功していると思えた。

■前半はスノーシュー、後半はキャンプとテーマを分けた構成で
「冬のソトアソビ」というテーマを十分に表現した番組だった。
2時間の長丁場だったが、冬のアウトドアの空気感をリアルに感じることができる、体験型の良い番組だった。
アクティビティレポート、ナビゲーターのトーク、音楽のバランスも絶妙で、終始スピード感に溢れていた。

■信州は自然を楽しむことを伝えるロケーションに恵まれているので、このような番組は継続的に企画・放送して欲しい。
県外リスナーにも聞いてもらえるように、「冬遊び・冬キャンプ・スノーシュー」などの♯ハッシュタグを通じて、
特設サイトなどへの誘導、ラジコでの視聴に繋げることを推進して欲しい。

番組審議会の議事内容は2月27日(日)23:55~24:00「サンデー・シャワー」で放送。