平成28年3月 第276回

第276回報告

1.開催日時 平成28年3月18日(金)
2.開催場所 ホテルブエナビスタ
3.会議概要 放送事情/番組試聴
4.出席委員 笠原委員長、土屋恭子副委員長、百瀬委員
(社側)石川社長、正村事務局長、伊藤事務局員

<議事の概要>

番組については2月26日に信濃町で、3月4日に喬木村で
それぞれ実施した『346 GROOVE FRIDAY!』の公開生放送や
3月6日と11日に放送した東日本大震災関連の特別番組などについて紹介。

今後の放送予定として3月27日の北海道新幹線開業記念特別番組や
4月からスタートする新番組の概要について紹介。

イベントについては2月25日から28日にかけて
伊織智佳子アナウンサーが同行した九州へのツアー企画や、
echoes水曜パーソナリティの唐木さやかさんがMCで参加した
3月5日の『第49回 乗鞍ダウンヒルスラローム大会』などについて報告。

<番組試聴>
『ライターのつぶやき~河北新報の5年~』
(3月6日放送)

■震災から5年の年月を経て、被災地から
離れたところで暮らしている私達と被災地で暮らしている方との
受け止め方のギャップは大きくなっていると感じるが、
今回の番組の中では被災地に住む方の感覚がラジオを通して伝わってきた。

■新聞店の店主のナレーションから始まる冒頭部分は
語り口が穏やかで番組に引き込まれる。

■ライターを付ける効果音など耳に訴えかけてきて
ラジオならではのラジオドラマだった。
河北新報が震災の翌日に新聞を発行した記憶が
よみがえり、あらためて震災について考えさせられた。

■脚本については薄っぺらさを感じた。
ドラマの最初の部分で展開が読めてしまった。
実話でも後世まで教訓として語り継がれるような話があるので
もう少し内容を掘り下げればもっと感動的な物語になったのではないか。

■少女役の大後寿々花さんの声を詰まらせた演技など
声優さんの上手さでドラマとしての感動を生んだと思うが、
根本的にはもう少し何とかなったのではという疑問を感じる。

番組審議会の議事内容は3月27日(日)23:55~24:00
「サンデー・シャワー」で放送。