平成30年6月 第299回

1.開催日時 平成30年6月15日(金)
2.開催場所 ホテルブエナビスタ
3.会議概要 放送事情/番組試聴
4.出席委員 笠原委員長、土屋恭子副委員長、土屋龍一郎委員、松沢委員、百瀬委員、菊池委員

(社側)石川社長、関谷事務局長、伊藤事務局員

<議事の概要>
最近のFM長野の活動状況について報告。

番組に関しては5月4日(金・祝)に公開録音を実施して5月19日(土)に放送した特別番組、
「第14回あづみの公園早春賦音楽祭」、
5月28日(月)から6月9日(土)まで「Oasis79.7」内で放送する
期間限定コーナー「信州なかのバラ図鑑」、6月9日(土)に放送した特別番組、
「Saturday D feat.地育ラボ in エムウェーブ」について概要を報告。

今後の予定として、6月14日(木)から8月9日(木)まで「ラジモ!」内で放送する
期間限定コーナー「2018 信州総文祭インフォメーション」や
6月22日(金)から7月6日(金)に放送する「clap!」内の期間限定コーナー「夢マツダ」、
サッカー日本代表戦の模様を中心に放送する
「2018 FIFA ワールドカップ 実況中継」などについて概要を紹介。

イベントについては6月30日(土)に予定しているツアー企画、
「clap ! 大町立山黒部ツアー トローリーバス・立山ロープウェイバックヤード見学」や
7月15日(土)・16日(日)に実施予定の恒例の富士山での清掃活動のイベント、
「コスモアースコンシャスアクト クリーン・キャンペーンin Mt.FUJI」などについて概要を紹介。

<番組試聴>
「あぐりずむWEEKEND」(土曜日 9:00~9:20)

■JA南信州の取材では、生産したものがどのように使われるのかという
流れがわかり、ラジオを聴いた方が農業に興味を持っていただくという点では
とても良かった。また国産の農産物の良さを再認識できる内容だった。

■のどかで高齢者向けという、昔ながらの農業番組のイメージではなく、
若年層にも受け入れられそうな音楽、
BGMに乗せたパーソナリティの語りも新鮮で、FM放送の可能性を再確認できた。
固定観念にとらわれずに様々な角度から切り口を広げていくことによって、
新しい聴取者層、コンテンツを見出すことが出来るかもしれないと
期待が出来る「実り」多い番組だった。

■ほのぼのとした番組の雰囲気と、かかる曲とのギャップが激しく、
農業に従事している方を聴取対象にしているのであれば違和感を覚える。
インタビューの部分では農家の方が楽しく生き生きと働いている様子が伝って来た。

■「農業」を番組のテーマとしたことに意義を感じる。
パーソナリティの川瀬良子さんは地方独特の言葉など上手くフォローして、
番組全体がまとまったものとなっている。

■地方への若者の移住、農業・食の重要性など農業の置かれている環境を考えると
番組の着眼点は良い。さらに農業資源の開発、地方創生などのテーマについても
深く掘り下げて取り上げて欲しい。

番組審議会の議事内容は6月24日(日)21:55~22:00
「サンデー・シャワー」で放送。